世羅のあじさい寺「康徳寺」
康徳寺は広島県世羅にある寺院で、室町時代の水墨画の大家、雪舟が造ったと伝えられる「雪舟庭」や23代住職が植えられたという「あじさい」で有名です。
6月の中旬、満開を迎えつつあるあじさいを見に行ってきましたので、当記事ではその様子をご紹介します。
康徳寺の場所とアクセス
康徳寺は世羅町の北西に位置します。広島市内からですと山陽自動車道河内インターから「フライトロード」(県道49号)」を北上およそ1時間30分での到着です。
康徳寺入口の門付近に咲くあじさい
ではさっそく門をくぐってみます。門前にいろどりを加えるあじさいがきれいでした。
境内を入って左手奥に見えるのが「薬師堂」です。
建立されて300年が経つということです。
雪舟が築造されたと伝えられる雪舟庭、池の周りに落ち着きを見せる風景が広がります。
康徳寺のサイトによると「サツキや百日紅などがキレイに咲く」ということでしたが、訪問時の6月中旬には、サツキとあじさいが一緒に咲いていました。
さらに進んでいきますと、若干の坂道になっており、木々の生い茂る閑静な場所に出ます。
途中の丘の付近から下を眺めると、あじさいをバックに本堂と薬師堂が見えました。
若干日陰の場所で、ひっそりと、美しく咲くあじさい・・
周囲の環境であじさいの表情もこうも変わってくるものですね。
やがて道はお寺の入り口付近に続きますが、その途中にもあじさいがたくさん咲いています。
駐車場の付近にもたくさん・・
あじさい寺で有名な康徳寺を訪ねてみて
いくつかあじさいの名所を訪ねてみた中での感想ですが、康徳寺はあじさいの美しさはもちろん、雪舟が手掛けられたという庭園との調和がたいへん素晴らしかったです。
あじさいの見ごろは6月中旬から7月中頃までということです!
あじさいの名所の紹介は、こちらのページでまとめていますので、ぜひご覧ください!
ところで6月はあじさいの他にも、花しょうぶもキレイに咲く季節です。
6月ころ見ごろの花の情報もまとめていますので、こちらもお見逃しなく!